2012年9月30日日曜日

東芝Netbook UX23

よく親戚や友達からパソコンの修理を頼まれます。
数年前に一年たつと電源が入らなくなるネットブックパソコンが結構世の中に出回ったのですが、メーカー側も回収することなく、堂々と世の中に出回っています。
この東芝のUX23というネットブックも一年たつと電源が入らなくなります。

BIOSを書き換えると動くようになるのですが、電源が入らないのにこの作業をやるのが、いろいろな機材が必要な上、作業も結構めんどくさい。
修理代やリサイクル料のほうが高いので、その辺のジャンク屋やヤフオクで安値で売られています。

 修理を頼まれた一台だけを直すのはとっても面倒なのと、ネットブックって壊れるとすぐに捨てられてしまってもったいないと前から思っているので、ヤフオクで電源が入らない同じ型のネットブックを5000円で落として以下のように修理してみました。

http://blogs.yahoo.co.jp/tqhjn328/15383695.html

一台5000円でWindows7が動くマシンが買えるならば結構お得?な感じがします。
パソコン何万円もすると思っている人がたくさんいるので、親とかにプレゼントしよう。







2012年9月21日金曜日

Wireless Phone Jack

家の中でどうしても無線化できない機器、電話。
たとえコードレス電話でも親機はどうしてもモジューラーコンセントの近くに置かないといけないのでとても不便。
しかし、アメリカではWireless Phone Jackという電話回線を無線化する装置が売られているようで早速買ってみました。
どのような周波数を使っているのか規格を調べてみると、パナソニックなども使っている規格なので日本でも電波法的に問題なく?使えそうです。



3D プリンタ

最近アメリカでは3Dプリンタが10数万円で売られています。
僕もこのCubeほしい・・・。


2012年5月24日木曜日

対アップル戦略

ソニーやマイクロソフトなど世界を代表する企業がアップル製品による大打撃を受けており対アップル戦略を考えているようです。

対アップル戦略を調べていた中、マイクロソフトの対アップル戦略の資料が外部に流失していて、その資料が実に的確で面白ですね。

http://www.infoq.com/jp/news/2010/07/Windows-8

ユーザエクスペリエンス。
資料では Apple の UX へのアプローチについて,それがストレスのないコンピュータ操作を実現している点を指摘している。ユーザにとってよい PC とは "役に立つ" ものであり,そのためには安心して操作できるデザインが必要である。
そしてそれが,製品に対する満足感につながるのだ。

本来当たり前のことなのですが、目的と手段が的確に整理されています。
つまり、ユーザのやりたいことがストレスなく確実に動くことが製品に求められていて、それが企業への信頼につながるわけです。こんな簡単なことなのになんでほかの企業はまねできないのでしょう?


より詳しくはここに書いてあるようです。
http://msftkitchen.com/2010/06/windows-8-plans-leaked-numerous-details-revealed.html

日本の電化製品がだめなのは円高だけではなく、以前の携帯電話をみればわかるように、ユーザの役に立たない機能がたくさん入っていて、しかもどれもとろとろ中途半端な動きをする製品だからです。良い製品をきちんと定義できているマイクロソフトってやっぱりすごい。


B-CASカード

テレビを見るときに使うB-CASカードが大変なことになってますね。
個人的には貴重な時間を割いてテレビを見てあげているのに、なんでユーザがコピーできないようにする装置であるB-CASに機器購入時に何千円も金を払わないといけないのかまったく理解できません。

セキュリティーに関する問題が発生するとエンジニアとしてどのような技術でセキュリティーが破られたのかとても知りたくなるので調査してみました。

住民基本台帳のカードとB-CASカードのコマンドが良く似ているのでそれぞれ照らし合わせて、B-CASカードにはない書き換えコマンドがありそうなことが判明。
東芝製のB-CASカードの一部を書き換えるコマンドのパスワードがtoshibaの文字列を電話のテンキーで押したときの数字をアスキーコードに置き換えたものであることが判明して、東芝製のB-CASカードの情報の読み込みと書き換えに成功。
放送局とB-CASカードしかわからなかったマスターキーがわかってしまう。
松下製のB-CASカードも同じく、パスワードが一部あっているかいないかでカードのレスポンス時間が微妙に違うことを利用し、カードの情報を読み書きするパスワードを発見。
松下製のB-CASカードから鍵生成アルゴリズムを含むバイナリーコードが読み出される。
松下製B-CASカードのCPUが8ビットのM6805、簡単にいうとファミコンと同じCPUであることがわかる。
取り出したバイナリーコードから鍵生成のC++コードが作られる。

もうB-CASカード改ざんではなくて、B-CASカードと同じ機能のソフトウェアを誰でも作れちゃいますね。

マスターキーもわかってしまい、暗号アルゴリズムもばれたので対策としては暗号アルゴリズムを変えた新B-CASカードを全員に配るしか対策がない気がします。予算的に考えるときっと有料放送だけカードを配りなおすんじゃないかと。有料放送以外もカードを配るとすると3000億円くらいお金がかかるので、地上デジタル放送は事実上コピーフリーになるんでしょうか?
どういう対策をとるのか非常に興味がわきます。









2012年5月22日火曜日

プログラム勉強中

ここ一年、子供の世話で仕事以外の大部分の自由時間を取られてしまい、コンピュータの勉強をまったくしていませんでした。気づいたら、何も知らないただのオヤジになっていた。
これではいけないと思い、連休明けの5月から再びプログラムと数学の勉強。
保育園代が月に6万円近くもかかるので昔のように月5万円以上本を買うことができませんが、 どうしてもかって勉強したかったので、もうすぐボーナスだしとりあえずたくさん買ってみました。

まず、ネットワーク関連の勉強。ソフトウェア技術も昔はソケットをごりごり書いていたのにhadoopの登場で高度な知的処理を簡単に分散処理できるなんてずいぶん進歩したなぁと。この理論が面白いですね。

 個人的な予想では今後音声入力や自然言語処理が重要になってきそうなのでその勉強も。

大好きな数学ガールの予約もしてみました。





2012年2月15日水曜日

Windows8


 Windows8がスマートフォンやタブレットにも対応するらしいので、その開発環境を調べてみました。

 どうもタブレットなどではWindows8の新しいAPIであるWinRT APIがサポートされるらしい。
 C++使うと大変不便なで誰も使わない.NET APIとはついに決別したようで、WinRT APIはWin32 APIのように、カーネルにC++から直接たたけるAPIのようです。
この WinRT APIを使って、メトロスタイルアプリと呼ばれる形式のアプリを作るらしいです。

グラフィック系ってどうなっているのか大変気になりますが、よくわかりません。
組み込み系は大部分がOpenGL ES2をサポートしているのですが、Windows系はDirectXでWindows系だけが孤立しています。OpenGLどうなってんだろ?

いろいろインストールして作ってみたいのですが、 Windows8入れて、VisualStudioExpress11入れて、・・・とかなりめんどくさい。
もうWindowsの開発なんかかなり優先順位が低いことをマイクロソフトは自覚しているのでしょうか?

Beagle Bone

去年の年末に出た新しいBeagleボード「Beagle Bone」を、アメリカのショップに注文してみました。


Arduinoそっくりじゃんと思っていたら、Arduinoを強く意識して作っているとホームページに書いてありました。ホームページにはARMベースのチップでLinuxでNode.jsが動くので超小型サーバが作れるようなことが書いてあります。

3Dアクセラレーションも入っているらしく、HDMIボードを追加するとAndroidが動きGoogleTVも自作できそうなきがします。

まだチップがあまり市場に出回っていないらしく、何ヶ月か待たないと注文がこないようです。
なので 、ほんとかどうかは不明。

2012年1月6日金曜日

採用

僕、人事の仕事を専門にしているわけでもないのですが、なぜか毎年毎年ベンチャー企業大企業を問わず、いろいろな会社のいろいろな方から理系エンジニアの採用の仕事を手伝えと言われます。
就職塾みたいなところで学生にアドバイスしたり、ベンチャー企業で面接したり、大学で就職イベントしたり、企業の採用制度の改革だったり。いまやプロ野球団を買収するまでになった、企業がまだ無名のころに、横でとても面白い採用をしていて感動することもありました。

本業の仕事があるので、本業の仕事が終わった後や土日しかできないのですが、これらに毎年何十時間もかなりの日数をさき、しかもそれを無償でやれと言われます。
そんな無茶なと思っているんですが、ただだからいろいろな人から頼まれるんです。

これだけいろいろな企業の採用の裏側を知っているとコンサルタントができそうな気もするし、特に契約とかも結んでいないのでたまに誰かにしゃべりたくなります。
なのでちょっとだけ書いてやる。

去年このような面白い採用広告を出した会社があります。
http://career.worksap.co.jp/newgraduate/geek/index.html

どの企業もこれをライバル視し、今年はこれより良い採用を考えるわけです。

それでユニクロはこんな感じで「世界を変えよう」
http://www.fastretailing.com/employment/ja_jp/local/jp/graduate/
あと出しなのですごいかっこよくなってる。


ソニーもこんな感じで「ルールを変えよう」。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/Jobs/newgrads/concept/index.html
理系では「コードで世界を変えよう」なんてします。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/Jobs/newgrads/sus/go_for_it.html
さらにあと出しなのでさらにかっこよく。

最初にこれをやった企業とキャッチフレーズを考えた方々、やっぱりすごいと思います。
時代の流れとか社会の閉塞感とかそういうものを実に良く捕らえているなぁと。
そして、他の人が真似をして世の中が少しずつ変わっていくのがなんとなく面白くて笑えます。
このままいくとさらにすばらしい四番手が出てくるのではないかと四番手を探している今日この頃。