おじさん、今週は株価指数を計算するライブラリを作成しています。
株価指数って、まずTOPIXが基本らしい。
株系のWebページって結構みんな読まれるためか、いろいろな人がいろいろなことを書いているのですが、結構適当な記事が多いです。
ある経済ライターさんのページには以下のように書かれています。
https://seikeidenron.jp/articles/584
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景気を知るためにもう一つ覚えておきたいのが「TOPIX(東証株価指数)」。
こちらは、東証一部に上場しているすべての銘柄の時価総額(株価×発行済株式数)を足して、銘柄数で割ったものだ。
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平均だから銘柄数で割ったら平均になりそうだけどね。
うそつきー。うそのこと書くなよ!
景気を知る前に株価指数のこと知れよ!!!!
おじさんがプログラムで計算した式は、
(今の浮遊株時価総額)÷(昔の浮遊株時価総額)×(100または1000)
(浮遊株時価総額)=(浮遊株数)×(終値)
だぞ!
おじさんも二週間、朝から晩までプログラム書いて株価指数の計算方法がわかったので、こういう嘘のことを書いているのがわかるようになりました。
おじさんの勉強では平均株価ってだいたい「浮動株基準時価総額加重平均型株価」って方法で計算するらしい。
でもこの株価指数の計算ってなかなか大変。
浮遊株数とか基準時時価総額とかの具体的な計算例や一覧データはどこにもフリーのデータがありません。
東証から月3300円で入手しないといけないっぽいです。
10年分とると40万円いるじゃないか!
うそ書いてるやると金とるやつしかいない・・・・。
なんという厳しい世界。
TOPIXでさえ、株価指数の計算の仕方が正確に書かれていないので、おじさんきちんとTOPIXを求めてみました。
浮遊株数ってどうやって計算するんだろ?
おじさん頑張ってフリーのデータから基準時時価総額と浮遊株数を計算する方法を見つけました。
まず、東京証券取引所からTOPIXの銘柄別のウェイト情報を入手
https://www.jpx.co.jp/markets/indices/topix/index.html
構成銘柄別ウエイト一覧
つぎに、年末の浮遊株時価総額と基準時時価総額を入手。
https://www.jpx.co.jp/markets/indices/related/value/index.html
2021年12月末現在
上記の二個のファイルから、TOPIX時価総額にウェイトをかけて各銘柄の浮遊株時価総額を計算。
浮遊株時価総額をその日の終値で割って、浮遊株式数を逆計算で取得。
浮遊株式数から株価指数を計算。
さらに実際には、銘柄変更、上場廃止、一時取引停止、株式分割などいろいろなイベントが毎週あるので、これらのイベントに対応し計算しないといけないためかなりめんどくさい。
でもこの方法で業種別の株価指数を計算できるようになりました。
これでただで業種別株価指数を使ってAIで株価分析してやる。
ソースはこちら。
https://github.com/yomei-o/Protra_cpp
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