2012年5月24日木曜日

対アップル戦略

ソニーやマイクロソフトなど世界を代表する企業がアップル製品による大打撃を受けており対アップル戦略を考えているようです。

対アップル戦略を調べていた中、マイクロソフトの対アップル戦略の資料が外部に流失していて、その資料が実に的確で面白ですね。

http://www.infoq.com/jp/news/2010/07/Windows-8

ユーザエクスペリエンス。
資料では Apple の UX へのアプローチについて,それがストレスのないコンピュータ操作を実現している点を指摘している。ユーザにとってよい PC とは "役に立つ" ものであり,そのためには安心して操作できるデザインが必要である。
そしてそれが,製品に対する満足感につながるのだ。

本来当たり前のことなのですが、目的と手段が的確に整理されています。
つまり、ユーザのやりたいことがストレスなく確実に動くことが製品に求められていて、それが企業への信頼につながるわけです。こんな簡単なことなのになんでほかの企業はまねできないのでしょう?


より詳しくはここに書いてあるようです。
http://msftkitchen.com/2010/06/windows-8-plans-leaked-numerous-details-revealed.html

日本の電化製品がだめなのは円高だけではなく、以前の携帯電話をみればわかるように、ユーザの役に立たない機能がたくさん入っていて、しかもどれもとろとろ中途半端な動きをする製品だからです。良い製品をきちんと定義できているマイクロソフトってやっぱりすごい。


B-CASカード

テレビを見るときに使うB-CASカードが大変なことになってますね。
個人的には貴重な時間を割いてテレビを見てあげているのに、なんでユーザがコピーできないようにする装置であるB-CASに機器購入時に何千円も金を払わないといけないのかまったく理解できません。

セキュリティーに関する問題が発生するとエンジニアとしてどのような技術でセキュリティーが破られたのかとても知りたくなるので調査してみました。

住民基本台帳のカードとB-CASカードのコマンドが良く似ているのでそれぞれ照らし合わせて、B-CASカードにはない書き換えコマンドがありそうなことが判明。
東芝製のB-CASカードの一部を書き換えるコマンドのパスワードがtoshibaの文字列を電話のテンキーで押したときの数字をアスキーコードに置き換えたものであることが判明して、東芝製のB-CASカードの情報の読み込みと書き換えに成功。
放送局とB-CASカードしかわからなかったマスターキーがわかってしまう。
松下製のB-CASカードも同じく、パスワードが一部あっているかいないかでカードのレスポンス時間が微妙に違うことを利用し、カードの情報を読み書きするパスワードを発見。
松下製のB-CASカードから鍵生成アルゴリズムを含むバイナリーコードが読み出される。
松下製B-CASカードのCPUが8ビットのM6805、簡単にいうとファミコンと同じCPUであることがわかる。
取り出したバイナリーコードから鍵生成のC++コードが作られる。

もうB-CASカード改ざんではなくて、B-CASカードと同じ機能のソフトウェアを誰でも作れちゃいますね。

マスターキーもわかってしまい、暗号アルゴリズムもばれたので対策としては暗号アルゴリズムを変えた新B-CASカードを全員に配るしか対策がない気がします。予算的に考えるときっと有料放送だけカードを配りなおすんじゃないかと。有料放送以外もカードを配るとすると3000億円くらいお金がかかるので、地上デジタル放送は事実上コピーフリーになるんでしょうか?
どういう対策をとるのか非常に興味がわきます。









2012年5月22日火曜日

プログラム勉強中

ここ一年、子供の世話で仕事以外の大部分の自由時間を取られてしまい、コンピュータの勉強をまったくしていませんでした。気づいたら、何も知らないただのオヤジになっていた。
これではいけないと思い、連休明けの5月から再びプログラムと数学の勉強。
保育園代が月に6万円近くもかかるので昔のように月5万円以上本を買うことができませんが、 どうしてもかって勉強したかったので、もうすぐボーナスだしとりあえずたくさん買ってみました。

まず、ネットワーク関連の勉強。ソフトウェア技術も昔はソケットをごりごり書いていたのにhadoopの登場で高度な知的処理を簡単に分散処理できるなんてずいぶん進歩したなぁと。この理論が面白いですね。

 個人的な予想では今後音声入力や自然言語処理が重要になってきそうなのでその勉強も。

大好きな数学ガールの予約もしてみました。