世の中にはあらゆるソースコードがあふれているんですが、ありえないことにQRコードをデコードできるフリーのライブラリっていまだにあんまりないのね。
libdecoderqrというライブラリが一番有名なんですが、OpenCVガンガンに使っているからでかいし使いづらい。
これではラズパイとかで使えないじゃないか。
というわけで、以前作った最小のOpenCVを元に、外部のライブラリに依存しない単独で動くlibdecoderqrを作ってみました。
ライブラリのソースもかなり古いので、最新のg++やclangでもコンパイルできるようにして完成。
ソースはこちら。
たまにはGitHubにでもコミットして世の中に貢献しなくては。
https://github.com/yomei-o/libdecoderqr
コンソールから
g++ *.cpp
でコンパイルできます。
MacOSXのg++とVisualStudio2013でコンパイルできたので、多分Linuxでも動くと思います。
サイズが小さいので組み込みやスマホアプリの開発にも使えると思います。
これで以前このブログで紹介したlibwebcamと組み合わせて、USBカメラとラズパイでQRコードを使ったプログラムを動かすことができます。
USBカメラでとった画像をいろいろごにゅごにょするのって意外と面白いですね。
オープンソースだけで短期間にいろいろな面白いシステムを組むことができます。